2005年 04月 16日
a study, a pipe and baroque music... |
冬学期も残り数日を残すのみになり、期末試験を受ける側、採点する側のどちらの立場からも慌ただしい時期だが、今期はそのどちらにも属していない私はやや浮いている気がする。ちょっとしたもめ事もあって、何も進んでいないのに、時間だけが過ぎていく。気持ちばかり焦るのだが、こういう時はじたばたしても仕方ないのかもしれない。
そんな中、やや時間を持て余したのか、指導教官のNorbertが雑談をしに先日オフィスにやってきた。彼に提出しないといけないのに2ヶ月近く遅れてしまっている論文X2があって後ろめたい時だったのだが、「こういい陽気だと仕事がはかどらない」と言う彼に乗じて、気分がのらないときに論文を書く気になるいい方法はないかと聞いてみた。彼は非常に大きな家に住んでいて、そこに立派な書斎がある。一旦、その書斎で机の前に座って、パイプに火を付けて、バロック音楽をかけると、ほぼ自動的に集中できるようになるらしい。ただ、その机の前に自分を持っていくまでが至難の業なんだとぼやいていた。
貧乏学生の私には書斎もパイプも無理だが、仕事をする机とそれ以外の空間とを切り分けるのは確かに気持ちを切り替える上で大切かもしれない。影響されやすい私は、早速パソコンの前でご飯を食べる習慣をやめて、くつろぐときはなるべく机から離れたところで時間をすごすようにして、バッハのCDまで掘り出してきてみた。少し効果がある気がするが、ワンルームの生活ではどうも限界があるような・・・。
日差しが春めいてきたとはいえ、最低気温はまだ0度近くの日が続いている。サンダルに薄手のスカートをはいてみても、ジャケットがまだ離せない。そんな中でも、キャンパスの木は着実に芽吹いてきている。長く暗い冬の後には、春の予感がするこの季節の空気が一際身体にしみこんでいく気がする。
そんな中、やや時間を持て余したのか、指導教官のNorbertが雑談をしに先日オフィスにやってきた。彼に提出しないといけないのに2ヶ月近く遅れてしまっている論文X2があって後ろめたい時だったのだが、「こういい陽気だと仕事がはかどらない」と言う彼に乗じて、気分がのらないときに論文を書く気になるいい方法はないかと聞いてみた。彼は非常に大きな家に住んでいて、そこに立派な書斎がある。一旦、その書斎で机の前に座って、パイプに火を付けて、バロック音楽をかけると、ほぼ自動的に集中できるようになるらしい。ただ、その机の前に自分を持っていくまでが至難の業なんだとぼやいていた。
貧乏学生の私には書斎もパイプも無理だが、仕事をする机とそれ以外の空間とを切り分けるのは確かに気持ちを切り替える上で大切かもしれない。影響されやすい私は、早速パソコンの前でご飯を食べる習慣をやめて、くつろぐときはなるべく机から離れたところで時間をすごすようにして、バッハのCDまで掘り出してきてみた。少し効果がある気がするが、ワンルームの生活ではどうも限界があるような・・・。
日差しが春めいてきたとはいえ、最低気温はまだ0度近くの日が続いている。サンダルに薄手のスカートをはいてみても、ジャケットがまだ離せない。そんな中でも、キャンパスの木は着実に芽吹いてきている。長く暗い冬の後には、春の予感がするこの季節の空気が一際身体にしみこんでいく気がする。
by goblue1
| 2005-04-16 12:32
| 研究