2007年 12月 12日
プロポーザル・ミーティング |
12月に入ってから大雪が続いている。朝からラジオのニュースで「なるべく車の運転は控えてください」と警告が流されるぐらいの大雪。いよいよ本格的な冬だ。
あっと言う間に秋学期も残すところ1、2週間になった。今学期から自分の大学院生を初めてもっている。うちの院生はファースト・イヤー・プロジェクトとよばれる研究を一年目に仕上げなければならない。2年目に進級する際に学部全体の前で研究発表をし、その審査に通らないと先に進ませてもらえない仕組みになっている。何せ学部全体の前で学生が発表しないといけないので、それぞれの指導教官の面子もかかっている。指導教官の側にもプレッシャーがかかる仕組みだ。
その前段階となるプロポーザル・ミーティングが今日開かれた。前もって審査委員会に研究計画を送り、それをたたき台にして議論する場だ。審査委員になった経験はあるが、指導教官の側になるのは初めてで、私の方が当の院生よりもぴりぴりしていたぐらいだ。ふたを開けてみたら、他の先生方は非常に役立つ意見やアイディアを出してくれ、議論を通じて新しい研究案まで浮かび、非常に有意義なミーティングだった。
ただ大変だったのは、質疑応答に答えたくなる衝動を抑えることだ。質問がくるたびに院生の子がちゃんと答えられるかはらはらして、ついつい横から口を出したくなってしまった。結局院生の彼女が全てうまく答えたので、ほっと一安心。ただ、最後の最後で「この尺度は実験2でも使うの?」という質問に、とっさに「使いません。」と私が即答してしまった。院生の彼女はちょっと困った顔をして「それについてはまだ話し合ってなかったんですが、そういうことなんでしょうかね・・・(苦笑)」ととりなしていたが、あー、いかんいかん。
私の「おっかなびっくりなアドバイザー」ぶりがよっぽど頼りなかったのか、他の先生方が最後の手続き的なところも仕切ってくれ、ミーティングは無事に終了。同僚の先生から「あの学生、なかなかがんばっているじゃない」と言ってもらえ、院生の彼女のほっとした顔を見て、肩の荷が少し下りた気がした。彼女が博士論文を無事に出す日がいつかきたら、かなり感慨深いだろうなぁ・・・。
あっと言う間に秋学期も残すところ1、2週間になった。今学期から自分の大学院生を初めてもっている。うちの院生はファースト・イヤー・プロジェクトとよばれる研究を一年目に仕上げなければならない。2年目に進級する際に学部全体の前で研究発表をし、その審査に通らないと先に進ませてもらえない仕組みになっている。何せ学部全体の前で学生が発表しないといけないので、それぞれの指導教官の面子もかかっている。指導教官の側にもプレッシャーがかかる仕組みだ。
その前段階となるプロポーザル・ミーティングが今日開かれた。前もって審査委員会に研究計画を送り、それをたたき台にして議論する場だ。審査委員になった経験はあるが、指導教官の側になるのは初めてで、私の方が当の院生よりもぴりぴりしていたぐらいだ。ふたを開けてみたら、他の先生方は非常に役立つ意見やアイディアを出してくれ、議論を通じて新しい研究案まで浮かび、非常に有意義なミーティングだった。
ただ大変だったのは、質疑応答に答えたくなる衝動を抑えることだ。質問がくるたびに院生の子がちゃんと答えられるかはらはらして、ついつい横から口を出したくなってしまった。結局院生の彼女が全てうまく答えたので、ほっと一安心。ただ、最後の最後で「この尺度は実験2でも使うの?」という質問に、とっさに「使いません。」と私が即答してしまった。院生の彼女はちょっと困った顔をして「それについてはまだ話し合ってなかったんですが、そういうことなんでしょうかね・・・(苦笑)」ととりなしていたが、あー、いかんいかん。
私の「おっかなびっくりなアドバイザー」ぶりがよっぽど頼りなかったのか、他の先生方が最後の手続き的なところも仕切ってくれ、ミーティングは無事に終了。同僚の先生から「あの学生、なかなかがんばっているじゃない」と言ってもらえ、院生の彼女のほっとした顔を見て、肩の荷が少し下りた気がした。彼女が博士論文を無事に出す日がいつかきたら、かなり感慨深いだろうなぁ・・・。
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by goblue1
| 2007-12-12 12:58
| 研究