2005年 01月 19日
Admissions |
思い返せば2週間前、私の主たる指導教官でもありarea chairでもあるNorbertに大学院のAmissions committeeをやらないかと言われ、気軽に引き受けてしまってから予定が狂った。一週間で50時間程度のreadingをしないといけないというのは脅しではなかった・・・。
社会心理学には今年170人近い人が応募しており、5人の大学院生と6人の教官からなるAmissions committeeがその願書に目を通す。それぞれがいいと思う候補者を数名ずつ選び、それを集計した上で、偏りがないように話し合い、最終候補者を選ぶのだが、どの過程においても学ぶことが多かった。
statement of purposeや推薦状でどれ程その人のことがわかるものなのかと思っていたが、社会心理学に留まらない広い視野のもとに理論的・情熱的に研究目標を書いている人、自分のライフヒステリーと研究を結びつけて感動的に書いている人、淡々とすごい経験や研究を羅列している人、等々一人一人個性が表れていて、読んでいて勇気づけられることもしばしばだった。
オフィスメイトのCassieも同じAmissionsのメンバーで、週末はずっと2人でオフィスに籠もって読んでいたのだが、彼女は読みながら「こんな人とコーヒーでも飲みながら是非じっくり話をしてみたい!」と何遍もつぶやいていた。
推薦状も、通り一遍の誉め言葉が並んでいるだけのものから、「立派な研究者になることは間違いないが、それだけでなく、心理学の発展に大きく貢献する人物になるだろう。」などと、多分本人が聞いたら赤面するだろう文句がこれでもかと出てくるものと様々で、これまた読んでいて飽きなかった。(考えてみたら、今まで私が推薦状を書いた学部生で何かに通ったという話を聞いたことがないのは、私の書き方が控えめだったせいもあるのではないかと反省。もっと大げさに推薦状を書かないとなあ。ああ、今までみんなごめんなさい・・・。)
何よりも、目先のことに忙殺されがちな日々の中で、社会心理学をやりたいという様々な熱意に触れて、思いがけず清々しい風に吹かれた気がした。
とは言いつつ、現在のAnn Arborは-11度。明日から週末まで学会で行く予定のNew Orleansは、最高気温が20度らしい。これで心身共に自然解凍されるかな?
社会心理学には今年170人近い人が応募しており、5人の大学院生と6人の教官からなるAmissions committeeがその願書に目を通す。それぞれがいいと思う候補者を数名ずつ選び、それを集計した上で、偏りがないように話し合い、最終候補者を選ぶのだが、どの過程においても学ぶことが多かった。
statement of purposeや推薦状でどれ程その人のことがわかるものなのかと思っていたが、社会心理学に留まらない広い視野のもとに理論的・情熱的に研究目標を書いている人、自分のライフヒステリーと研究を結びつけて感動的に書いている人、淡々とすごい経験や研究を羅列している人、等々一人一人個性が表れていて、読んでいて勇気づけられることもしばしばだった。
オフィスメイトのCassieも同じAmissionsのメンバーで、週末はずっと2人でオフィスに籠もって読んでいたのだが、彼女は読みながら「こんな人とコーヒーでも飲みながら是非じっくり話をしてみたい!」と何遍もつぶやいていた。
推薦状も、通り一遍の誉め言葉が並んでいるだけのものから、「立派な研究者になることは間違いないが、それだけでなく、心理学の発展に大きく貢献する人物になるだろう。」などと、多分本人が聞いたら赤面するだろう文句がこれでもかと出てくるものと様々で、これまた読んでいて飽きなかった。(考えてみたら、今まで私が推薦状を書いた学部生で何かに通ったという話を聞いたことがないのは、私の書き方が控えめだったせいもあるのではないかと反省。もっと大げさに推薦状を書かないとなあ。ああ、今までみんなごめんなさい・・・。)
何よりも、目先のことに忙殺されがちな日々の中で、社会心理学をやりたいという様々な熱意に触れて、思いがけず清々しい風に吹かれた気がした。
とは言いつつ、現在のAnn Arborは-11度。明日から週末まで学会で行く予定のNew Orleansは、最高気温が20度らしい。これで心身共に自然解凍されるかな?
by goblue1
| 2005-01-19 13:46
| 研究